SMdream

SMへの興味はあっても言い出せない貴女へ、SM映画やSM小説本の紹介でイメージをお届け。こんなイメージをと貴女からのリクエストもOK。ご覧になった女性の方はぜひご感想を。男性からのご推薦もOK。
「SM写真家「本庄奈津子」」 (エスエムシャシンカ ホンジョウナツコ)

★テーマ選択ポイント
 女性写真家から見たM女

★あらすじ
 女性の性の伝道者シリーズ。SM写真家の本庄奈津子さんの撮影現場にお邪魔してきたですよ。彼女が魅力を感じるSMの世界とは?楽しんで頂戴!

★映画(ドキュメント) 
「SM写真家「本庄奈津子」」

メーカー:Rank10Project
ジャンル:ドキュメント バラエティ
品番: 402rie_honjou00001

参考:本庄奈津子 
 本庄奈津子によるSMムービーを扱っているサイト

**セイジュのお気に入り***
 「写真は肉眼を超える」ことを目指している彼女が実に生き生きしている。  

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「サクリファイス」

★テーマ選択ポイント 
ホモ、男装、鞭打ち、革ヒモ拘束、肛門性交、レズ、レズSM、3P、身体改造、ピアス、血しぶき、ロリコン、放尿、飲尿、オモラシ、輪姦、カッティング等に興味がある方に向いている作品 

★あらすじ
 人はこれほど放逸に性愛を極められるのか!
 性を自在に変容させる二人の少女と一人の男。
 痛苦と快楽のさなか非知への予感に震える白い肌。
 血と恍惚と死に彩られた、究極の性の供犠。
 全ヨーロッパを魅了した衝撃のベストセラー。
 主人公と美少女ナタリーの二人の大学生は、大学教師のJPによって放逸な性愛の世界に引きこまれる。
 三人の間では自在に性の役割が変容し、痛苦と快楽、血と恍惚と死に彩られた究極の性愛の儀式が繰り広げられる。
121-01

★本
「サクリファイス」(Sacrifice/DOLOROSA SOROR)
著:フローランス・デュガ 〈Dugas, Florence〉
訳:長島 良三  河出書房新社
(本作品に映画はありません)

参考:フローランス・デュガ〈Dugas, Florence〉
   ナント在住のフランスの女性作家。
   劇団活動のかたわら30歳で本書「サクリファイス」を発表して大評判となりアメリカ、イタリア、イギリス、オランダ、ドイツでも翻訳出版され、15万部を越えるベストセラーとなった。
サクリファイス」のお求めは→大人のブックス(在庫あり)



**セイジュのお気に入り*** 第五章十一月、続き 「あの、あたしね、日本人が禅や茶道を取り入れているように、肉の道を選んだの」(ナタリー)
 第十章一月初旬  ナタリーは人工ペニスに口づけすると、それで自分の性器でこすった。それからわたしのお尻の中へ突っ込んだ。まるで、ねじをまわして締めるようなぎこちない手つきで。

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「「奇譚クラブ」の絵師たち」(キタンクラブノエシタチ)

★テーマ選択ポイント
 孤独な世界の秘められていたあらゆる妄想を形にした、入魂のSM絵の数々に封じ込められた思い。ここにも日本のSMの歴史があった。
 
★あらすじ
「奇譚クラブ」の誌面を飾った数々の縛り絵を描いた絵師たちのなかで人気抜群だった喜多玲子。
喜多は、しかし、縛り絵師としてだけでなく、八面六臂の活躍をみせた。
 喜多の盟友が綴る「奇譚クラブ」秘史
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★本 
「「奇譚クラブ」の絵師たち」
著:濡木 痴夢男 河出文庫
目次
 一  闇市で買った表紙画
 二  正常異常みんな好き
 三  「きたれいこ」と「たきれいこ」
 四  歯の抜けた艶麗女流画家
 五  一○○○種類のフェチシズム
 六  耽美文芸誌にしたかった!
 七  縛り絵と苦悶絵
 八  絢爛たるぐろてすく
 九  本物の女流が一人いた!
 十  拷問画家の鬼才
 十一 魂のふるさと
 十二 最後期の絵師たち
 十三 縄炎そして終焉
あとがき

(本作品に映画はありません)
「「奇譚クラブ」の絵師たち」のお求めは→大人のブックス(在庫あり)



参考:濡木 痴夢男(ぬれき ちむお)  1930年、東京生まれ。「裏窓」などのSM誌の編集を手掛けながら、各誌に小説・読物類を多数発表。
 同時に緊縛写真撮影現場、ビデオの制作現場で過去五〇年間に五〇〇〇余の女性の緊縛を担当。
 現在も各誌に読物執筆と緊縛を続行中
関連:NO.107「秘技伝授DVDBOX 応用編」

参考:奇譚クラブ(キタンクラブ)
 1952年6月号より1975年3月号まで発行されたアブノーマル系の雑誌。
 1955年には一時発行禁止処分を受けた。
 出版社は、曙出版、天星社、河出書房新社と変わっている。
 アブノーマルな性行動を扱った文学作品としては、古典の部類に入る団鬼六の『花と蛇』、沼正三の『家畜人ヤプー』はこの雑誌に発表されたもの。
 漫画家 JET の作品『奇譚倶楽部』の名は本誌から採られた。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より) 
関連:NO.89「「奇譚クラブ」の人々」

**セイジュのお気に入り***
 転載された当時の挿絵、特に当時好事家の求めに応じて描いたという絹絵。また異色として「いろはかるた」も面白い。

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「THE PET」(ザ・ペット)

★テーマ選択ポイント
 アメリカ国内だけで6万人、全世界で2,800万人も存在するという“人間奴隷”の真実に迫る

★あらすじ
 数々の賞に輝くフォト・ジャーナリスト、D・スティーヴンス監督が放つ実話を元にした衝撃のエロティック・サスペンス!
 カンヌ映画祭を騒然とさせた衝撃作!
 自己破産寸前の女・メリーは資産家の男と出会い、救済を懇願する。
 だが男がメリーに求めた代償は、あまりに衝撃的なものだった。

★映画 
「THE PET」
製作:(株)クリエイティブアクザ 
監督:D・スティーヴンス
出演:ピエール・デュラ/アンドレア・エドモンドソン/マギー・アヴィラ/タニア・ダマー
(本作品に原作本はありません)

参考:性的奴隷(せいてきどれい)
 不当な理由により、性的行為を強要される状況下に在る人、またはその状態を指す。
 状態に関しては性的搾取とも呼ばれるが、本項にて述べる状況に於いては、その状態が継続的な物であるとされる。
 性的奴隷制度、セクシャル・スレイヴァリー(英:sexual slavery)と形容される場合もある。
 これらの人々は自由を奪われ、奴隷的状況下で性的な行為を強要されている。
 人身売買や不当搾取といった人道上にて問題視される人権蹂躙が絡み、これを成す事や看過する事は多くの社会で忌み嫌われている。
 一方、貧困や社会情勢の問題により、まだ社会的地位の弱い児童などがこれらの犠牲者となるケースも見られ、国際的にも問題視されている。
 特に暴力によって拘束するケースも多く、これらでは日常的に暴行される事により精神的に疲弊し、逃げる気力を喪失している場合もあり、心的外傷(PTSD)と呼ばれる心理的なダメージが生じた場合、治療も長期に渡るケースが多い。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

**セイジュのお気に入り***
 「君は従順だ」
 「従順?」
 「実験しないか」
 「実験?」    
 「生き方の実験さ、君をペットとして調教する」(映画の中のセリフより)

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「女奴隷船」(オンナドレイセン)

★テーマ選択ポイント
 たまには痛快活劇の中の「奴隷」もいい。  

★あらすじ
 昭和二十年初頭、秘密命令を帯びて大本営に向った須川中尉は、敵機の攻撃に会い南支那海で遭難した。
 上海に帰るという得体の知れない貨物船に救われた。
 実は、日本の女たちを上海に売り飛ばす“お唐さん船"と呼ばれている女奴隷船だった

★映画 
「女奴隷船」
制作:1960年 日本 新東宝 
監督:小野田嘉幹 オノダヨシキ
原作:舟崎淳 フナサキジュン 「お唐さん」
出演:菅原文太 スガワラブンタ (須川)
   丹波哲郎 タンバテツロウ (海賊の首領)
   三ツ矢歌子 ミツヤウタコ (瑠美子)
   三原葉子 ミハラヨウコ (女王)
   杉山弘太郎 スギヤマコウタロウ (海蛇)

参考:新東宝 
 株式会社新東宝(かぶしきかいしゃしんとうほう、のち「新東宝株式会社」)は、かつて存在した日本の映画制作・配給会社。
 会社が存続した14年間に500本以上の映画を製作。
 後期は際物的な作品が多いことで知られるが、初期にはヴェネチア国際映画祭で国際賞を受賞した『西鶴一代女』 (溝口健二監督) のような傑作も生み出しており、現在広く知られている俳優やスタッフを多く輩出してもいる。

(経営者側にも政治的な労働組合側にもつかないと立ち上がった大河内伝次郎) 
 1946年11月、第二次東宝争議の最中、会社の経営者側にも政治的な労働組合側にもつかないと立ち上がった大河内伝次郎に賛同した長谷川一夫、入江たか子、山田五十鈴、藤田進、黒川弥太郎、原節子、高峰秀子、山根寿子、花井蘭子の十大スターが十人の旗の会を結成して組合を脱退。
 同時に組合を脱退した百数十名の有志と共に同社の制作子会社を母体にして47年3月に新東宝を創立。
 渡辺邦男ら名だたる監督も新東宝に移籍。
 作品は東宝の手により配給され、東宝争議の最中及び直後の東宝を支えるかに見えたが、間もなく東宝と袂を分かち、後楽園スタヂアム(現・東京ドーム)の関連会社として独立の映画制作・配給会社となる。
 以降、文芸作品や都会的センスの作品を多く発表するものの、不採算が続く。

(新東宝を買収)
 1955年、時期株主総会に株主として出席した東京の大手映画興行主・大蔵貢(歌手・近江俊郎の実兄)の意見に後楽園スタヂアム社長・田辺宗英(東宝の小林一三の異母弟で関東の興行界のドン)が同調。
 大蔵は社長に迎えられ事実上新東宝を買収する。
 この点で東宝の影響力が少なからずあったと見る向きもある。
 東映に移籍し天皇と呼ばれていた早撮りの巨匠渡辺邦男を呼び戻し取締役にする。
 ここで大蔵の採った施策は安く、早く、面白くであり、渡辺作品を中心に新東宝は収益を上げられるようになり大蔵はワンマン体制を確立。
 「テスト1回、ハイ本番」のスローガンのポスターが撮影所に貼られた。
 1957年の渡辺邦男監督『明治天皇と日露大戦争』は史上空前のヒットとなったが、配給網が弱いため他社の劇場に利益を持っていかれた。
 翌1958年、渡辺監督は退社。
 大蔵の独善的なワンマン体質によりヒットメーカー志村敏夫監督とスター前田通子にも去られ、業績は以後急激に悪化。
 映画を作りさえすれば客が入ったといわれた1950年代後半でも新東宝の劇場だけは閑古鳥が鳴いていた。
 再び東宝の傘下に入り、大蔵は追放された。
 しかし、テレビ時代の到来に伴い、再建策も空しく1961年倒産。
 倒産直前に大量の作品の放映権がテレビ局に売却され、日中の時間帯に放送された。

(新東宝が倒産)
 新東宝が倒産した1961年、新東宝の他に9月1日に設立された配給部門の大宝株式会社、11月15日に設立されたニッポン・アートフィルム・カンパニー(NAC)の3つに分割。
 大宝は1962年1月10日に業務停止になり、NACはTBS、フジテレビの資本参加を得て、テレビ映画製作に乗り出した。
 1964年には国際放映と商号を変更した。
 テレビ番組のVTR撮りが主流になった現在、東京都世田谷区砧の撮影所は国際放映に引き継がれ、東京メディアシティ(TMC。国際放映の自社スタジオのほか、賃貸テレビスタジオとしてTBS、フジテレビ、関西テレビが入居)として活用されている。

(大蔵映画)
 新東宝を追われた大蔵貢は、社長在任中に東京都世田谷区桜にあった新東宝第二撮影所(戦前の東京発声映画製作所)を自己全額出資の富士映画に譲渡させていた。
 この富士映画はそのまま大蔵の手中に収まり、この富士映画を母体に自ら経営していた興行会社と配給会社を合併させて出来たのが現在の大蔵映画である。
 なお、大蔵映画撮影所は1974年に閉鎖され、跡地は総合娯楽施設のオークラランドとなっている。

(現在の新東宝)
 新東宝倒産後、関西支社の有志が新会社を設立し、自主配給・興行を行った。
 これが現在の新東宝映画である。
 「新東宝」を名乗ってはいるが、国際放映や大蔵映画とは資本的にも全くの無関係である。

(エログロ」路線について)
 前田通子、三原葉子、万里昌代ら肉感的グラマー女優の作品群を指す。
 音楽に「宙明サウンド」の愛称で多くの支持者を集める渡辺宙明、撮影に巨匠胡金銓King Huやブルース・リーを支えた西本正、監督には巨匠石井輝男、卓越した技術を持つ美術陣など優秀なスタッフを擁していたが40年以上経過した現在も映画史的に公正な評価は下されていない。
 女優は川本三郎の著書である「君美わしく」に詳しい。

**セイジュのお気に入り***
 日本映画の中では珍しい場面が多い。
・奴隷女たちのセリ売り
・売約済みの女に焼鏝をおす
シーンがいい。

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「変態性欲心理学」(ヘンタイセイヨクシンリガク)

★テーマ選択ポイント 
サディズムという用語を創案、マゾヒズムという用語を造語した、高名な博士の語る変態とは?

★あらすじ
 この本は、ドイツのR・フォン=クラフトエビング博士の名著『変態性欲心理学』(PSYCHOPATHIA SEXUALIS)(正確な題名は『性欲精神病学』)の抄訳です。
 世界でこれほど多く一般から読まれた専門書はないでしょう。
 世界各国語に翻訳され、文学者、性研究家は作品やデータの資料としてこぞって本書をあさり、法医学家や性心理学者たちは、フロイトのプシコ・アナリシスの樹立までの、この道のゴスペルとして珍重してきたものです。  
117-01

★本 
「変態性欲心理学」(世界性文学全集第7巻)
著:R・フォン・クラフトエビング 訳:平野威馬雄 河出書房

目次
第一章 性欲生活の歴史
第二章 生理学的な観察
第三章 生物学的な観察
第四章 性欲の病理について
    A 末梢性神経病
    B 脊髄性神経病   
    C 脳髄性の神経疾患
    D 異性に対する倒錯的衝動 
    E 男性の先天的倒錯
    F 女性の先天的倒錯
    G 倒錯的色情の合併症
    H 倒錯的色情の見分け方

第五章 病理のいろいろ
    A 精神的発育障害
    B 後天的精神薄弱状態
    C 女子淫乱症と男子淫乱症
    D 憂鬱症
    E ヒステリー
    F 偏執病
第六章 性欲と法律
    A 小児にたいする猥せつ行為
    B 反自然的猥せつ行為
解説 (村田宏雄)
(この本は絶版のため、ご覧になる場合は図書館、古本屋をご利用下さい) 

参考:著者 リヒャルト・フォン・クラフト=エビング
 男爵 (−だんしゃく,Richard Freiherr von Krafft-Ebing,1840年8月14日−1902年12月22日)
 ドイツおよびオーストリアの精神医学者である。クラフト=エビングは、性的倒錯の研究書として著名な『性的精神病理( Psychopathia Sexualis )』を1886年に公刊した。
 クラフトエビングは、サディズムという用語を創したことで、今日でもよく知られている。
  彼はまた、同時代の作家であるレオポルト・フォン・ザッヘル・マゾッホの名からとって、マゾヒズムという用語を造語した。
 ザッヘル・マゾッホは、半ば自伝的な小説である『毛皮を着たヴィーナス(Venus im Pelz / 英語:Venus in Furs)』のなかで、美しい女性に鞭打たれ、その奴隷となって従属させられる欲望を述べている。

(初期の経歴)
 クラフト=エビングは、ドイツのバーデン州、マンハイムに誕生した。
 現在はチェコ共和国の領域に当たる、当時はオーストリア・ハンガリー帝国の都市であったプラーグ(現在のプラハ)で教育を受け、ハイデルベルク大学で医学の研究を行った。
 専攻分野である精神医学を修了して医学部を卒業した後、クラフト=エビングは、幾つかのアシュラム(精神医療院・当時の精神病院施設)で働き研究したが、間もなく、彼はこれらの精神医療施設の運営のありようが欺瞞的であると感じ、教育者に転じようと決意した。
 クラフト=エビングは、シュトラスブルグ大学、グラーツ大学、ウィーン大学の教授となり、オーストリア・ハンガリー帝国の首都で、法精神医学の専門家となった。

(『性の精神病理』の出版)
 クラフト=エビングは精神医学に関し複数の書物を著し出版したが、なかでも、『 Psychopathia Sexualis (性の精神病理)』が著作のなかでも、もっとも有名な本となった。
 彼は著書を、高度に学術的なスタイルで著し、序文において、一般読者を遠ざけるため、本の名称のため科学的な術語を慎重に選択したと注記している。
 また本の章題を、同じ目的でラテン語で記した。(また本文のなかでも、卑俗な言葉や、露骨と考えられる表現・描写や学術用語は、そこだけラテン語になっている。教養のない読者には一種の伏せ字であるが、ラテン語を読んでみると、現在の感性からはどうという内容ではない)。

(『 Psychopathia Sexualis 』に関する逸話)
 この本は、著者の在世中に12版を重ねた。
 初版は110頁の薄い本であったが、増補を重ねた12版は434頁の大著となっている。
 性倒錯の体系化は版を追ってなされ、フェティシズムが登場するのは第4版から、サディズムとマゾヒズムが本格的に扱われるのは第6版からである。
 第2版では、一部がラテン語で記された。学術的な目的とはほど遠い(と推定される)一般人による本の需要が多かったためである。
 日本では明治時代に出版されたが発禁扱いだった。
 大正2年『変態性慾心理』の名で紹介され、これが大正デモクラシーの開放的な風潮と重なっておきた変態性欲ブームに影響を与えた。
 「変態」の俗語が生まれたのはこの時からであるとみなされている。
 この本は、クリトリス・オルガスムスの重要性や、女性の性的快楽、性犯罪者の行為を判断する場合の精神状態への配慮など、性に関する問題を、丹精を込めた方法で研究した最初の書籍の一つであると共に、同性愛についての最初の科学的な議論が行われた書籍である。
 何十年にもわたり、性的逸脱に関する権威であり、また疑いなく、ジークムント・フロイト以前において、人間の性に関するもっとも影響力ある書籍の一つであった。
 著者クラフトエビングは、この本によって称賛と断罪を受けた。
 待望されていた心理学の新しい研究領域に幕開きをもたらしたことで称賛され、性倒錯を正当化したことや不道徳性で非難された。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
(本作品に映画はありません)

**セイジュのお気に入り***
 全般的に適切なスケッチや写真を引用している点。
 また、第四章 性欲の病理について D 異性に対する倒錯的衝動(一 サディズム(加虐症) 二 婦女汚損 三 マゾヒズム(被虐症) 四 崇物症(フェティシズム))は特に興味深い。

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「鞭打ちの文化史」(ムチウチノブンカシ)

★テーマ選択ポイント
 「鞭打ち」って、いつから、どんな風に、始まったの? 
 
★あらすじ
 宗教上の懲罰として、性愛技術として、刑罰あるいは拷問としての鞭打ち──古代からルネサンス、近代、そして現代にいたるまで、碩学が多分野にわたる周到な考察と該博な知識を縦横に駆使し、迫力のある文体でたどる異色の文化史
 サディズム・マゾヒズムという心理と密接に結びついて、「鞭打ち」という文化が支えられてきた。
 特に戦争という経験は人々の心の中にサド・マゾの病理を強くはぐくむ。
 歴史や風俗に広く探って鞭打ちの文化史を明らかにする。
116-01

★本 
「鞭打ちの文化史」
 著者: 中田耕治 出版社: 青弓社
【目次】
 ・SMというアルティフィス
 ・タタールのくびきを逃れて
 ・マゾヒズムというマトリックス
 ・処罰の受容
 ・ウェヌス讃歌
 ・ヴァリア・セクスアリス
 ・蛮族の眸の下に
 ・光と闇のはざま
 ・神聖なる無
 ・ルネサンスにむかって
 エピローグ
 解説 澤名恭一郎
(本作品に映画はありません)
「鞭打ちの文化史」のお求めは→大人のブックス(在庫あり)



参考:著者 中田 耕治(ナカダ コウジ)
 ●著…1928年、東京生まれ。明治大学卒業。作家、評論家。女子美術大学教授。
 著書『マリリン・モンロー論考』『ルネサンスの肖像』『異端作家のアラベスク』『鞭打ちの文化史』(いずれも青弓社)、『ルクレツィア・ボルジア』『メディチ家の人びと』『おお季節よ城よ』ほか多数。翻訳家としても知られ、ロバート・ブロック『夢魔』(青弓社)ほか多数。

参考:鞭打ち小説(巻末解説より)
「我が愛しの妖精フランク」作者不詳 富士見書房ロマン文庫
「ドリーモートンの想い出」作者不詳 富士見書房ロマン文庫
「グルシェンカ」著:アレクサンダー・ソコロフスキー 富士見書房ロマン文庫
「奴隷祭」著:ドン・ブランナス・アレラ 訳:酒井潔 竹酔書房刊
 注 上記の本はいずれも絶版のため、中古書店・図書館等で探して下さい 

**セイジュのお気に入り***
 古代エジプト、ギリシャ、ローマから中世に至る時代まで、こと鞭打ちに関して、奴隷の処罰、自分を鞭打つ、刑罰、祭り等・・・あらゆる検証がなされているが、時に現代の、SMショー現場、SMプレイ現場、SMビデオ鑑賞、SMビデオ撮影現場、レズSMプレイ現場、ストリップショー現場等からの考察が盛り込まれているのがいい。

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「檻・マゾの空間」 (オリ・マゾノクウカン)

★テーマ選択ポイント
 ただ単にご主人様に調教を受けるだけではなく、檻に入れられて飼われる、こんな願望を持つM女性もいるのではないだろうか。
 
★あらすじ この作品は、女が裸で檻に入っているビデオです。
 どうにもならないほど激しい性癖の女たちを、檻で飼育。
 わがままな女ほど、檻の中が良く似合う。じっくりと時間をかけて責めてやろう。

★映画 
「檻・マゾの空間」
出演者: 武村リナ 安藤エリカ 春川リサ 前野ちあき
メーカー:サンセットカラー
レーベル:BLACK Heart
ジャンル:拘束 SM 監禁 縛り

参考:「ペットプレイ
 ヒューマン・アニマル・ロールプレイと呼ばれるBDSMプレイの一種でパートナーを愛玩動物として扱うプレイ。
 BDSMプレイでは支配的なパートナーが服従的なパートナーを主人と奴隷のような関係に置き換えることがしばしば行なわれている。
 そのバリエーションの一つとして、飼い主とペットという置き換えが行なわれるのがペットプレイである。

 モチーフとされるペットにはその性質がより理解されやすい動物が用いられることが多い。
 どちらかといえば支配と服従というよりはコスチュームプレイやイメージプレイの側面を持つことが多い。
 小道具としてコスチュームを用いる場合はそれぞれの動物の特徴を示すための最低限の記号が組み込まれていればなお良いが、もちろんイメージのみでも問題は無い。
 胸や性器は隠されないことが前提である。

(ペットとしてのパートナー)
 ペットは愛玩動物であり、飼い主とペットという関係においてはSM的な調教よりも、信頼関係や馴致を行なうことがテーマとされることが多い。
 そのため過酷な調教よりは「躾け」的なプレイが好まれる。
 もちろん、ごく普通の人間を強制的にペットにする、というテーマを好む人々も少なくない。
 その場合はペットという立場に貶めることにより相手を精神的に屈服させることも含まれる。
 いずれにせよペットプレイのテーマの行き着くところはパートナーがどれだけ「自慢のペット」になれるか、ということである。

(ペットプレイ(犬))
 日本では奴隷犬、英語圏ではパピー(子犬)プレイと呼ぶことがある。
 犬は人間に従順であり、さまざまな芸を覚えるといった性質が好まれるため、犬役のパートナーはその再現を求められる。
 首輪をつけられ散歩をさせられたり(露出プレイでもある)、尻尾をふらされたり、お手やちんちんといった命令に従うところを見せるなどが好まれる。
 大抵は愛玩犬として扱われるが、使役犬としてのプレイも存在する。
 調教の一環として、檻に閉じこめたり鎖に繋いだりするが、飼い主に依存する事がえもいわれぬ快感と癒しになるようだ。
 罵ったり鞭打ったりも適時行われる。

 SMクラブのMプレイでは、M男にかなり人気が高い。
 オークションプレイの変形として、ドッグコンテストやペットショッププレイがある。
 犬として品評されたり、売られて行くシチュエーションが好まれる。
 凝ったケースだと、本物そっくりの鑑札や予防注射の証明書、血統書などが用意されると言う。

(ペットプレイ(猫))
 英語圏ではキティ(子猫)プレイと呼ぶこともある。
 猫は気まぐれであり、人間になつくかと思えば逆らうなど気ままな性質を求められる。
 そのため猫役のパートナーは、鈴付きの首輪をされたり、目の前の動くものに飛びついたり、妖艶に肢体をさらして周囲の目を楽しませることを求められることが多い。
 ※他にもウサギやブタなどがモチーフとされる。
 また単なる「ペット」として人間扱いしないだけの場合もある。

(ペットプレイ基本的な前提条件(もしくは調教の方向))
 ・ペットはしゃべらない、言葉によるコミュニケーションを求めない。
 ・ペットは手もしくは指にミトンやグローブをされる。もしくは決して指を使わない。
 ・ペットは服を着ない、必要としない。
 ・ペットは恥じらわない、性器を隠さない。
 ・ペットは基本的に四つん這いである。
 ・ペットは主人の命令に従う(逆らうのもプレイのバリエーションではある)。
 ・従順でないペットはお仕置きをされる。
 ・ペットは他人に自慢されるべきものであり、見せびらかされるものである。
 ・ペットは主人のことが好きである、好きになる。
 ・ペットは主人に依存し、所有される事を喜ぶ。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

**セイジュのお気に入り***
 檻に入れられ放置された状態がお気に入り。また、個々の奴隷によって反応が異なるの面白い。

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