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「一条さゆり 濡れた欲情」 (イチジョウサユリ ヌレタヨクジョウ)

★テーマ選択ポイント
 ただの露出ではありません。
 内臓の奥まで観衆に見せつけるショー、そしてその見事な肢体に赤く垂れていくロウソク・ショーを演じた彼女は果たしてM?

 
★あらすじ
 甘い蜜のしたたりが興奮を駆り立て、熱い視線が肌を貫く時、熟れた女体が頂点をさまよう…。
 関西ストリップの女王“一条さゆり”に対抗意識を燃やす新人ストリッパーとのドラマ。
 劇中一条さゆりは彼女のオハコとも言うべき“花笠お竜”“緋牡丹お竜”“ローソクショー”などを披露。
 特に引退興行で逮捕された上演場面を再現。
 また、彼女の私生活をも描く一条さゆりの半世紀とも言えるドキュメントポルノ大作。
 大阪の下町の一角、吉野ミュージックでは一条さゆりの引退興行が華々しく行われていた。
 この引退興行には一条さゆりに憧れる若いストリッパー、はるみ(伊佐山ひろ子)も出演していた。
 はるみの、この引退興行出演の目的は、一条さゆりの芸を盗むことである。
 舞台では一条さゆりが、オハコのショーを繰り広げ、ついにラストで客の目の前でオープンをするのであるが…

★映画 
「一条さゆり 濡れた欲情」

製作:1972年 にっかつロマンポルノ
監督:神代辰巳 クマシロタツミ
出演:一条さゆり イチジョウサユリ (一条さゆり)
   伊佐山ひろ子 イサヤマヒロコ (はるみ)
   白川和子 シラカワカズコ (まり)
   粟津號 アワヅゴウ (大吉)
   高橋明 タカハシアキラ (勇)
   小見山玉樹 コミヤマタマキ (二郎)
   中平哲仟 ナカヒラテッセン (酔っぱらい)
   小沢昭一 オザワショウイチ (ラーメン屋)
   絵沢萠子 エザワモエコ (婦警)
   中田カフス ナカタカフス (呼込み)
   中田ボタン ナカタボタン (呼込み)
(本作品に原作本はありません)

参考:ストリップ劇場と一条さゆり
<1947年~ 額縁ショー>
 1947年1月15日、東京都新宿角筈の帝都座で「名画アルバム」という催物として始まった。
 モデルが動けば風俗擾乱として摘発する旨がGHQから寄せられていたため、実際の女性が西欧の裸体画に扮し、踊りはなくじっとしているものであったので額縁ショーと呼ばれていた。
 その後、規制は緩和され、変化を付けるため、行水ショーなど様々に工夫された。
 1948年浅草の常盤座にて初めて踊りを取り入れたストリップショーが開催された。
 その後、全国的な広がりを見せ、大衆娯楽へとなった。

<1950年代 喜劇人を輩出する舞台>
 1950-60年代、フランス座や東洋劇場など台東区浅草の劇場では幕間にコントが行われることが多く、渥美清や萩本欽一、ビートたけしなど、昭和を代表する喜劇人を数多く輩出する舞台にもなっていた。
 この頃はバタフライといわれる一種の前張りを股間に付けていた。

<1970年代 特出しショー他様々なショーが>
 1970年代頃から、関西地区を中心に全裸になって(全スト)女性器をあらわに見せる特出しショーの一条さゆりらが人気を博した。
 一条は摘発されたが、次第に全ストが一般的になった。
 また、舞台で出演者のカップルが本番を行う「白黒ショー」、お客が踊り子と舞台上で性交をする「マナ板ショー」(後出)が全盛になった。
 ショーの内容は更にエスカレートし、ポニーと踊り子による「獣姦ショー」も登場したが、風営法の施行後は警察による取締り強化のためストリップ劇場が激減した。

<特出しの女王一条さゆり>
 一条さゆり(いちじょうさゆり=元ストリッパー、本名・池田和子=いけだかずこ)
 大学闘争のあらしが吹き荒れたころから1970年代にかけて「特出しの女王」と呼ばれ、新左翼やウーマンリブの活動家らからは「反権力の象徴」と祭り上げられた。
 中学卒業後、ホステスなどを経て踊り子に転じる。
 その半生をつづった作家の駒田信二氏の実録小説『一条さゆりの性』で人気に火がつき
 多くの「サユリスト」を生んだ。
 1972年5月に引退するまで公然わいせつ罪で何度か検挙され、最高裁まで争った末、懲役刑が確定。
 晩年は労働者の街、「釜ケ崎」(あいりん地区)で暮らした。
 1997年8月3日午前9時55分、肝硬変のため、大阪市内の病院で死去、60歳。(朝日新聞朝刊1997.08.04より引用)

関連サイト 二代目一条さゆりHP 

**セイジュのお気に入り***
 引退興業にて逮捕の名場面、一条さゆりの私生活を描いた場面がお気に入り

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