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「夕暮まで」(ユウグレマデ)

★テーマ選択ポイント
 オリーブオイルを滴らせた股間交接は少しも厭わない
「タバコの火を押しつけられたのよ。みんなでお酒を飲んでいる時に」
「ねえ、ひどい目に遭わせて」
(せいじゅも、自称バージンながらSMだけを体験したいという若い女性にめぐりあった時のことをこの本を読みながら思い出しました)


★あらすじ
 若い男女のパーティに、幾人かの中年男が招かれる。その一人佐々は会場で22歳の杉子をホテルへ誘う。
 処女だという彼女は、決して脚を開かない代りに、オリーブオイルを滴らせた股間の交接、フェラチオ、クリニンングスは少しも厭わない・・・。(新潮社版あらすじを一部引用)

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★小説
「夕暮まで」 著:吉行淳之介 新潮社
「吉行淳之介全集(第12巻)夕暮まで.菓子祭」 著:吉行淳之介 講談社
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★映画
「夕暮まで」
製作:1980年 東宝
監督:黒木和雄
出演:桃井かおり(江守杉子)
   伊丹十三(佐々)

☆☆参考☆☆
☆吉行淳之介(ヨシユキ ジュンノスケ)
(1924年-1994年)小説家。岡山県岡山市に生まれ、東京麹町に育つ。麹町の同じ町内には内田百がいた。
 母は美容師吉行あぐり、父は作家・詩人の吉行エイスケ。
 妹の吉行和子は女優、吉行理恵は詩人である。
 旧制一中受験に失敗し、麻布中学を経て旧制静岡高校(現静岡大学)卒。
 第二次世界大戦の学徒動員の際、召集直後に気管支喘息と診断され帰郷。
 戦後の混乱期で学費が払えなかったため東京大学英文科を中退して1947年新太陽社に入社、「モダン日本」「アンサーズ」などの雑誌の編集に携わった。
 このときアルバイト編集者に澁澤龍彦がいた。
 結核で肺を切除して清瀬の病院で療養中、1954年に『驟雨』(しゅうう)ほかで第31回芥川賞を受賞。
 病気のため表彰式は欠席した。
 遠藤周作、安岡章太郎、三浦朱門、近藤啓太郎らと共に「第三の新人」と呼ばれた。
 私小説的な小説のほか、『軽薄のすすめ』など軽妙な随筆のファンも多い。
 長年週刊誌に対談コーナーを連載し「座談の名手」としても知られた。
 代表作に『砂の上の植物群』『暗室』『夕暮まで』など。
 1994年 肝臓癌で逝く。享年70歳。
 没後、愛人・大塚英子が『「暗室」のなかで 吉行淳之介と私が隠れた深い穴』(河出書房新社、1995年)、同居人・宮城まり子が『淳之介さんのこと』(文芸春秋、2001年)、本妻・吉行文枝が『淳之介の背中』(新宿書房、2004年)をそれぞれ発表している。
 1999年 吉行淳之介文学館開館
主な作品
 原色の街、驟雨(芥川賞受賞)、娼婦の部屋、闇の中の祝祭、砂の上の植物群 、暗室 、人工水晶体(講談社エッセイ賞受賞)

☆夕暮れ族
 「夕暮まで」は第一章が雑誌に発表されてから最後の第七章が完成するまでに13年の年月がじゃじゃっている。
 1冊の本として世に出たのは1978年、吉行淳之介が54歳の時。彼が新人作家だったころの約30年前に比べ、性表現について社会的にオープンになってきたときに、彼はこの作品を発表している。
 つまり、まだ性が解放されていない時代に娼婦を描き、処女性を絶対的な価値とする傾向が薄れてきた時代に、処女を守る若い女性と中年男性の性愛を描いている。
 このように、社会風潮に対してアンチテーゼを唱えるような態度が吉行作品には見られる。
  この『夕暮まで』は、発表されるとすぐに大ベストセラーとなり、野間文芸賞を受賞。
 中年男性と若い女性のカップルの呼称として"夕暮れ族"という言葉が生まれ、翌79年の流行語となった。

***セイジュのお気に入り***
 オリーブオイルを滴らせた股間交接という姿態、「ねえ、ひどい目に遭わせて」という会話

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